Template:KIT-Kyoto-Augsut27
From 2010.igem.org
(Difference between revisions)
Matsubara3 (Talk | contribs) (→August 27) |
(→August 27) |
||
Line 8: | Line 8: | ||
【実験目的】 | 【実験目的】 | ||
- | :(1) | + | :(1) psB6A1(K121013)のミニプレ |
:(2) エチジウムブロマイドの作成 | :(2) エチジウムブロマイドの作成 | ||
【実験内容】 | 【実験内容】 | ||
- | :(1) | + | :(1) psB6A1(K121013)のミニプレ |
- | :: | + | :: psB6A1(K121013)24mL分を分注した |
:: ↓遠心1分(20℃、14500rpm)して集菌し、エッペン2本分にした | :: ↓遠心1分(20℃、14500rpm)して集菌し、エッペン2本分にした | ||
:: ↓上清を捨てた | :: ↓上清を捨てた | ||
Line 53: | Line 53: | ||
:(1) 十分に濃いバンドが確認できた | :(1) 十分に濃いバンドが確認できた | ||
::これより、ミニプレによるプラスミド抽出は成功したと考えられる | ::これより、ミニプレによるプラスミド抽出は成功したと考えられる | ||
- | |||
:(2) 1滴では十分な染色が行えなかったので、後日さらに3滴付加したところ十分に使用できるようになった | :(2) 1滴では十分な染色が行えなかったので、後日さらに3滴付加したところ十分に使用できるようになった | ||
- | :: | + | |
+ | 【実験考察】 | ||
+ | :(1) 次回からは100倍希釈による吸光度測定を行い、プラスミド濃度を測るべき | ||
+ | |||
+ | :(2) これより40mL分を作る時は少なくとも4滴は加えた方が使用に十分な染色液が作れると考えられる |
Revision as of 05:40, 26 September 2010
August 27
【時間】
- 9:00~
【実験担当】
- 福山,竹内,臼井
【実験目的】
- (1) psB6A1(K121013)のミニプレ
- (2) エチジウムブロマイドの作成
【実験内容】
- (1) psB6A1(K121013)のミニプレ
- psB6A1(K121013)24mL分を分注した
- ↓遠心1分(20℃、14500rpm)して集菌し、エッペン2本分にした
- ↓上清を捨てた
- ↓SolutionⅠを250μl加えてピペッティングし、ボルテックスした
- ↓SolutionⅡを250μl加えた
- ↓SolutionⅢを350μl加えた
- ↓遠心5分(20℃、14500rpm)
- ↓上清をカラムに入れた
- ↓遠心30秒(20℃、14500rpm)
- ↓抽出液を捨てた
- ↓SolutionⅣを500μlカラムに加えた
- ↓遠心1分(20℃、14500rpm)
- ↓抽出液を捨てた
- ↓SolutionⅤを700μlカラムに加えた
- ↓遠心30秒(20℃、14500rpm)
- ↓抽出液を捨てた
- ↓遠心30秒(20℃、14500rpm)
- ↓抽出液を捨てた
- ↓滅菌水をカラムに入れた
- ↓遠心30秒(20℃、14500rpm)
- ↓溶出液を回収
- ↓酢酸ナトリウムとイソプロパノールを溶出液量に対して、それぞれ1/10倍、等量加えてまぜた
- ↓遠心10分(4℃、14000rpm)
- ↓上清をすて、70%エタノールを各エッペンに800μlずつ加えた。
- ↓遠心5分(4℃、14000rpm)
- ↓上清をすて、遠心乾燥機で乾燥
- ↓MilliQを30μl加えた
- ↓二本分のまとめ、そのうち6μLを電気泳動に使用した
- Loading Buffer 1μLをそれぞれに加えコームに流した
- (マーカーは1kbp radderを使用した)
- ↓100V,30min電気泳動しEtBr(10mg/mL)で染色
- ↓泳動結果を写真で撮影した
- (2) エチジウムブロマイドの作成
- MilliQを40mLに臭化エチジウムブロマイド溶液(0.44mg/mL)を1滴加えた
【実験結果】
- (1) 十分に濃いバンドが確認できた
- これより、ミニプレによるプラスミド抽出は成功したと考えられる
- (2) 1滴では十分な染色が行えなかったので、後日さらに3滴付加したところ十分に使用できるようになった
【実験考察】
- (1) 次回からは100倍希釈による吸光度測定を行い、プラスミド濃度を測るべき
- (2) これより40mL分を作る時は少なくとも4滴は加えた方が使用に十分な染色液が作れると考えられる