Template:KIT-Kyoto-week8

From 2010.igem.org

(Difference between revisions)
(September 26)
Line 1: Line 1:
== September 26 ==
== September 26 ==
-
 
<div align="right"><span style="font-size:10pt;">[[#notebook|>>top]]</span></div>
<div align="right"><span style="font-size:10pt;">[[#notebook|>>top]]</span></div>
 +
'''Time'''
 +
:9:00~
 +
 +
'''Member'''
 +
:福山,臼井,革島,中村
 +
:Fkuyama,Usui,Kawashima,Nakamura
 +
 +
'''Purpose'''
 +
:(1) promoter less  RFP、pSB1C3のミニプレ→制限酵素処理 [革島]
 +
:(2) 各プロモーター入GFP on pSB6A1の制限酵素処理 [中村]
 +
:(3) pSB1C3のゲル抽出 [福山]
 +
:(4) ahpC,sufAの蛍光強度測定実験 [臼井]
 +
 +
'''Method'''
 +
:(1) promoter less  RFP、pSB1C3のミニプレ→制限酵素処理
 +
:: *ミニプレ
 +
::   9/15カラム不使用のミニプレ参照
 +
::   最後はRNase 20ng/μL入りMilliQ(50倍希釈) 30μLに溶かした
 +
 +
:: *制限酵素処理
 +
::   pSB1C3:DNA濃度10万ng分を''Eco''RⅠ、''pst''Ⅰ1μL用い、Total 25μLで処理した(8本)
 +
::   promoter less RFP:DNA濃度10万ng分を''Eco''RⅠ、''Xba''Ⅰ1μL用い、Total 25μLで処理した(3本)
 +
 +
:(2) 各プロモーター入GFP on pSB6A1の制限酵素処理
 +
:: 各プロモーター(acrAB、ahpC、dps、oxyR、sodA、sufA、yaiA)
 +
:: の入ったpSB6A1をE-Pcutした(Overnight)
 +
::<TABLE BORDER="1"><TR>
 +
::<TD COLSPAN="8">表1: 制限酵素処理試薬組成</TD></TR>
 +
::<TD></TD><TD>acrAB</TD><TD>ahpC</TD><TD>dps</TD><TD>oxyR</TD><TD>sodA</TD><TD>sufA</TD><TD>yaiA</TD></TR>
 +
::<TR>
 +
::<TD>DNAsol</TD><TD>8.8μL</TD><TD>5.5μL</TD><TD>8.56μL</TD><TD>7.1μL</TD><TD>6.96μL</TD><TD>8.7μL</TD><TD>6.2μL</TD></TR>
 +
::<TR>
 +
::<TD>''Eco''RⅠ</TD><TD COLSPAN="7"><CENTER>1μL</CENTER></TD></TR>
 +
::<TR>
 +
::<TD>''Pst''Ⅰ</TD><TD COLSPAN="7"><CENTER>1μL</CENTER></TD></TR>
 +
::<TR>
 +
::<TD>10xH</TD><TD COLSPAN="7"><CENTER>2.5μL</CENTER></TD></TR>
 +
::<TR>
 +
::<TD>Milli Q</TD><TD COLSPAN="7"><CENTER>Final 25μLに調整</CENTER></TD></TR>
 +
::</TABLE>
 +
 +
:(3) pSB1C3のゲル抽出
 +
:: 4種類の濃度(3589.8ng/μlが1試料,2393.2ng/μlが3試料,1196.6ng/μlが2試料,598.3ng/μlが1試料)
 +
:: pSB1C3計7試料(全量はそれぞれ50 μl)に3 μlずつCIAPを加えた
 +
:: ↓前日に作成した1%青ゲルを使って100Vで25分間電気泳動した
 +
::  確認のため、同時に各試料5 μlずつとって1%アガロースゲルを使って135Vで15分間電気泳動した
 +
:: ↓確認のための電気泳動でバンドが確認できたので、バンドが見えなかった青ゲルをさらにEtBrで20分間染色した
 +
:: ↓UVを照射してバンドを確認できたので、ゲルを切り出した
 +
:: ↓各バンドの試料につき400 μlずつMilliQを加えた
 +
:: ↓フェノールを430 μlほど加えた
 +
:: ↓遠心(13,000 rpm、5分間、25℃)
 +
:: ↓上清を回収
 +
:: ↓フェノールクロロフォルムをエッペンチューブの8割ほど加え、vortex
 +
:: ↓遠心(13,000 rpm、5分間、25℃)
 +
:: ↓上清を回収
 +
:: ↓酢酸ナトリウムを50 μlずつ、イソプロパノールを800 μlずつ加えた
 +
:: ↓遠心(14,500 rpm,30分間,4℃)
 +
:: ↓上清を捨て、70%エタノールを500 μlずつ加えた
 +
:: ↓遠心(14,500 rpm,30分間,4℃)
 +
:: ↓上清を捨て、乾燥させた
 +
:: ↓TEを11 μlずつ加えた
 +
:: ↓冷凍庫で保存
 +
 +
:(4) ahpC,sufAの蛍光強度測定実験
 +
:: 菌液濁度(O.D.<SUB>600</SUB>)を0.4~0.6に調整した
 +
:: ↓終濃度がlessおよび1nM~1mM(10倍刻み)になるように、菌液に過酸化水素を付加した
 +
:: ↓37℃でインキュベートし、10分ごとに菌液500μLずつ回収した
 +
:: ↓cfg.4℃ 14,000rpm,1min
 +
:: ↓上清を除いた
 +
:: ↓1xPBS 100μLでペレットを溶解した
 +
:: ↓全量を蛍光強度測定に用いた
 +
::  ※この操作を80分まで行った
 +
 +
'''Results'''
 +
:(1)
 +
:<TABLE BORDER="1"><TR>
 +
:<TD COLSPAN="10">表2: 濁度測定</TD></TR>
 +
:<TR>
 +
:<TD></TD><TD>RFP 1</TD><TD>RFP 2</TD><TD>RFP 3</TD><TD>RFP 4</TD><TD>RFP 5</TD><TD>RFP 6</TD><TD>RFP 7</TD><TD>pSB1C3</TD></TR>
 +
:<TR>
 +
:<TD>OD<SUB>260</SUB></TD><TD>0.753</TD><TD>0.589</TD><TD>0.756</TD><TD>0.505</TD><TD>0.503</TD><TD>0.517</TD><TD>0.456</TD><TD>0.570</TD></TR>
 +
:<TR>
 +
:<TD>DNA濃度</TD><TD>18825</TD><TD>14725</TD><TD>18825</TD><TD>12625</TD><TD>12591</TD><TD>12925</TD><TD>11400</TD><TD>14250</TD></TR>
 +
:<TR>
 +
:<TD>全量</TD><TD>28</TD><TD>29</TD><TD>29</TD><TD>29</TD><TD>29</TD><TD>29</TD><TD>29</TD><TD>29</TD></TR>
 +
:</TABLE>
 +
 +
:(2)明日、ゲル抽予定
 +
:(3)吸光度をまだ測っていないので、ゲル抽出が上手くいったのかはわからない
 +
 +
'''Consideration'''
 +
:(1) 問題なく実験はうまくいった
 +
:(3) 今までも、青ゲルを使った抽出のための電気泳動で、バンドが見えないことがあったようだが、
 +
::今回のように EtBr染色し、UVにあてるとバンドの存在が確認できるケースも結構あったのかもしれ  ない。
 +
:(4) 29日の実験ノートに結果を添付
== September 27 ==
== September 27 ==

Revision as of 06:53, 23 October 2010

Contents

September 26

>>top

Time

9:00~

Member

福山,臼井,革島,中村
Fkuyama,Usui,Kawashima,Nakamura

Purpose

(1) promoter less RFP、pSB1C3のミニプレ→制限酵素処理 [革島]
(2) 各プロモーター入GFP on pSB6A1の制限酵素処理 [中村]
(3) pSB1C3のゲル抽出 [福山]
(4) ahpC,sufAの蛍光強度測定実験 [臼井]

Method

(1) promoter less RFP、pSB1C3のミニプレ→制限酵素処理
 *ミニプレ
   9/15カラム不使用のミニプレ参照
   最後はRNase 20ng/μL入りMilliQ(50倍希釈) 30μLに溶かした
 *制限酵素処理
   pSB1C3:DNA濃度10万ng分をEcoRⅠ、pstⅠ1μL用い、Total 25μLで処理した(8本)
   promoter less RFP:DNA濃度10万ng分をEcoRⅠ、XbaⅠ1μL用い、Total 25μLで処理した(3本)
(2) 各プロモーター入GFP on pSB6A1の制限酵素処理
 各プロモーター(acrAB、ahpC、dps、oxyR、sodA、sufA、yaiA)
 の入ったpSB6A1をE-Pcutした(Overnight)
</TR>
表1: 制限酵素処理試薬組成
acrABahpCdpsoxyRsodAsufAyaiA
DNAsol8.8μL5.5μL8.56μL7.1μL6.96μL8.7μL6.2μL
EcoRⅠ
1μL
Pst
1μL
10xH
2.5μL
Milli Q
Final 25μLに調整
(3) pSB1C3のゲル抽出
 4種類の濃度(3589.8ng/μlが1試料,2393.2ng/μlが3試料,1196.6ng/μlが2試料,598.3ng/μlが1試料)
 pSB1C3計7試料(全量はそれぞれ50 μl)に3 μlずつCIAPを加えた
 ↓前日に作成した1%青ゲルを使って100Vで25分間電気泳動した
  確認のため、同時に各試料5 μlずつとって1%アガロースゲルを使って135Vで15分間電気泳動した
 ↓確認のための電気泳動でバンドが確認できたので、バンドが見えなかった青ゲルをさらにEtBrで20分間染色した
 ↓UVを照射してバンドを確認できたので、ゲルを切り出した
 ↓各バンドの試料につき400 μlずつMilliQを加えた
 ↓フェノールを430 μlほど加えた
 ↓遠心(13,000 rpm、5分間、25℃)
 ↓上清を回収
 ↓フェノールクロロフォルムをエッペンチューブの8割ほど加え、vortex
 ↓遠心(13,000 rpm、5分間、25℃)
 ↓上清を回収
 ↓酢酸ナトリウムを50 μlずつ、イソプロパノールを800 μlずつ加えた
 ↓遠心(14,500 rpm,30分間,4℃)
 ↓上清を捨て、70%エタノールを500 μlずつ加えた
 ↓遠心(14,500 rpm,30分間,4℃)
 ↓上清を捨て、乾燥させた
 ↓TEを11 μlずつ加えた
 ↓冷凍庫で保存
(4) ahpC,sufAの蛍光強度測定実験
 菌液濁度(O.D.600)を0.4~0.6に調整した
 ↓終濃度がlessおよび1nM~1mM(10倍刻み)になるように、菌液に過酸化水素を付加した
 ↓37℃でインキュベートし、10分ごとに菌液500μLずつ回収した
 ↓cfg.4℃ 14,000rpm,1min
 ↓上清を除いた
 ↓1xPBS 100μLでペレットを溶解した
 ↓全量を蛍光強度測定に用いた
  ※この操作を80分まで行った

Results

(1)
表2: 濁度測定
RFP 1RFP 2RFP 3RFP 4RFP 5RFP 6RFP 7pSB1C3
OD2600.7530.5890.7560.5050.5030.5170.4560.570
DNA濃度1882514725188251262512591129251140014250
全量2829292929292929
(2)明日、ゲル抽予定
(3)吸光度をまだ測っていないので、ゲル抽出が上手くいったのかはわからない

Consideration

(1) 問題なく実験はうまくいった
(3) 今までも、青ゲルを使った抽出のための電気泳動で、バンドが見えないことがあったようだが、
今回のように EtBr染色し、UVにあてるとバンドの存在が確認できるケースも結構あったのかもしれ  ない。
(4) 29日の実験ノートに結果を添付

September 27

>>top

September 28

>>top

September 29

>>top

September 30

>>top

October 1

>>top

October 2

>>top