Template:KIT-Kyoto-Augsut17

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August 17

【時間】

9:00~17:00

【実験担当】

岩城,福山,古道,革島,吉村

【実験目的】

(1) pSB1A2(12-M),pSB1C3(3-A)のカットチェック
(2) pSB3K3,pSB6Aのミディプレップ
(3) コンピテントセル(DH5α)の調整
(4) DH5α(pSB1A2(12-M),pSB1A3(3-A))のシングルコロニーのピックアップ

【実験内容】

(1) pSB1A2(12-M),pSB1C3(3-A)のカットチェック
 pSB1A2(12-M),pSB1C3(3-A)のシングルコロニーをピックアップし、
 それぞれ以下の条件で6時間ほど振とう培養を行った
   pSB1A2(12-M)→LB(+amp)(2ml)
   pSB1C3(3-A)→LB(+クロラムフェニコール)(2ml)
 ↓それぞれにアルカリミニプレップを行った
 ↓次の条件で制限酵素処理を行った
   ミリQ 11μl
   Hバッファー 2μl
   DNA(pSB1A2(12-M),pSB1C3(3-A)) 5μl
   制限酵素(EcoRⅠ,PstⅠ) 各1μl
 ↓37℃で1時間インキュベートを行った
 ↓電気泳動を行った
(2) pSB3K3,pSB6Aのミディプレップ
 大量培養しておいたpSB3K3(Low copy vector),pSB6A1(Low copy vector)をそれぞれ50mLチューブに15~25mL程分注した
 ↓比重計で、それぞれ等量を量った
 ↓各チューブを4℃、4000rpmで10分間遠心した
 ↓この間、カラムにEQ1 10mLを加え、カラムを平衡化した
 ↓遠心後、上清を捨てた
 ↓沈殿にR3 4mLを加えて、Vortexした
 ↓L7 4mLを加え、ゆっくり混合し、5分間室温放置した
 ↓N3 4mLを加えた
 ↓室温、12,000rpmで10分間遠心した
 ↓上清を保存し、平衡化させておいたカラムの上に全量加えた
 ↓カラムの上にW8を10mL加え、洗浄した(×2)
 ↓カラムの下に15mLチューブを設置し、E4を5mL加え、DNAを洗浄した
 ↓E4が15mLチューブに出切って、DNAが完全に溶出し終わってから、isopropanolを3.5mL加えた
 ↓15,000rpm、4℃で30分間遠心した
 ↓遠心後、上清を捨てた
 ↓70% ethanolを3mL加えた
 ↓15,000rpm、4℃で5分間遠心した 
 ↓遠心後、上清を捨てた
 ↓37℃でインキュベートし、適度に乾燥させた
 ↓TEを50μL加え、溶け切るまで冷蔵した
 ↓この吸光度を計測した
(3) コンピテントセル(DH5α)の調整
 DH5αをLBプレート(抗生物質の入ってない)に播いた
 ↓37℃で一晩インキュベートした
(4) DH5α(pSB1A2(12-M),pSB1A3(3-A))のシングルコロニーのピックアップ
 プレートにはえたDH5α(pSB1A2(12-M)),DH5α(pSB1A3(3-A))のコロニーを、
 それぞれ3つずつピックアップしてアンピシリン入りのLB液体培地で
 1コロニーにつき培地3mlの条件で6時間ほど振とう培養した

【実験結果】

(1) バンドがはっきり見えたので、これらを大量培養する
(2) 吸光度の結果
pSB6A1pSB3K3
1回目1.1320.155
2回目0.9940.138
3回目0.9840.126
4回目0.9900.122
5回目0.9750.125
平均1.0150.1332
これよりpsB6A1のプラスミドの濃度は5075ng/μLである
この結果より、十分な量のプラスミド抽出ができたことを確認した
これよりpSB3K3 のプラスミドの濃度は666 ng/μLである
この結果より、使用できる量のプラスミドが抽出できたことを確認した
(3) 後日、十分な数のコロニーを確認した
(4) 培養できていた→カットチェック